長良川本流沿い露頭編 その28 美濃市須原の玄武岩質溶岩 :美濃市須原右岸露頭(洲原神社の南)

   昨年の8月3日「長良川沿いの玄武岩質溶岩」、10月12日「長良川鉄道の車窓からみた岩石その1」で紹介した洲原神社の南に露出している長良川右岸の露頭を再度紹介します。美濃地方に広く分布する美濃帯堆積岩類は、2億9000万年~1億4000万年ほど前に海洋で噴出したり堆積したりしたものが、海洋プレートの沈み込みによって大陸の縁にくっついた(付加した)岩石です。そのため、美濃帯堆積岩類には火山から噴出した玄武岩質溶岩などの火山岩類も含まれます。洲原神社の南周辺には、玄武岩質溶岩が分布しています。

地質図において、この露頭のある×地点および北東には緑色(Mbs)がしばらく分布しますが、緑色はおもに緑色岩(玄武岩質火山岩類)からなる地層です。×地点の北東に小規模に分布するそら色(Mlm)はおもに石灰岩からなる地層、対岸(左岸)の黄色(Mss)はおもに砂岩からなる地層です。写真が五種類ありますが、上の写真は玄武岩質溶岩が露出しているところを南からパノラマで撮ったもので、左側の島状に露出しているのと右側に続いているのは玄武岩質溶岩で、手前に分布しているのは砂岩層です。中上の写真は上の写真の左側の玄武岩質溶岩を撮ったもので、真中の写真は中上の写真の中央少し右を近づいて撮ったものです。中下の写真は、島状に露出している玄武岩質溶岩の東にある露頭(同じく玄武岩質溶岩)を北西から撮ったものです。下の写真は、中下の写真の中央少し左を近づいて撮ったものです。スケールとして置いてあるハンマーの長さは約28cmです。中上と真中、中下、下の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、それぞれの写真の白丸または黒丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供)







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