長良川沿いの砂岩、泥岩 その3
砂岩は砂が固決した岩石、泥岩は泥が固決した岩石ですが、砂と泥は粒の大きさが異なっているだけです。砂は2mm~1/16mm(21mm~2-4mm)からなる粒、泥は1/16mmより小さい粒と定義がされています。砂より大きなもの、2mm以上の粒は、一般的には小石、石と言いますが、正しくは礫と呼びます。
砂岩の中に礫が集中して含まれている場合があります。国道156号線を北上し、美濃市市街地を越え、立花トンネルを過ぎしばらくすると右手の洲原神社があります。洲原神社を過ぎたところを右折し、北東に1km弱進むと上河和大橋があります。近くで車を止め、橋の手前を右(南)に降りる道があるので、そこを降り、川原沿いに右岸を進めば砂岩が広く露出しています。その砂岩の中に、礫が多く含まれた部分があります。
写真が二種類ありますが、上は少し離れて撮ったもの、下は近づいて撮ったものです。下の写真のスケールの最小目盛りは1mmです。上の写真は同じような写真が二枚隣り合っていますが、左の写真と右の写真の下にある●を、重なり合わせるようにすると立体的に見えます。
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