板取川沿いの岩石 その5(関市洞戸大野ほか:還流丘陵)

 

板取川沿いの岩石 その5(関市洞戸大野ほか:還流丘陵)

長良川沿いには、川が曲流して流れ、その後ショートカットされ、旧河道と新河道にはさまれ、小山として残った還流丘陵が見られる場所が何箇所かあります。長良川鉄道の車窓からみた岩石その5(郡上市美並町根村)」、長良川鉄道の車窓からみた岩石その12(郡上市八幡町西乙原)」で紹介しました。同じように板取川沿いにも、関市洞戸大野で還流丘陵が見られます。また、洞戸市場や飛瀬でも見られます。

 美濃市から関市洞戸に向かう県道81号美濃洞戸線で美濃市と関市の境界を越し、さらに1.2kmほど進むと,洞戸大野の集落が道路の右(北側)に広がります。中濃消防組合洞戸出張所が右手にありますが、その北西の山が還流丘陵です。そこから、西へ300mほど進むと、左側に下洞戸橋があります。その橋から北東側を見ると、上の写真のように洞戸大野の還流丘陵を眺めることができます。

写真が四種類ありますが、上の写真は下洞戸橋から北東側を望んで大野の還流丘陵を撮ったもの、中上の写真はその還流丘陵に近づいて南からチャート層を撮ったものです。中濃消防組合洞戸出張所の西に墓地がありますが、その脇でチャート層が見られます。中下の写真は市場の還流丘陵を東から、下の写真は飛瀬の還流丘陵を南西から撮ったものです。上と中下、下の写真において、写真の黒丸や白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。





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