県内美濃地方編 その17 美濃加茂市・可児市周辺7 可児市大森の平牧層内の斜交葉理(クロスラミナ) :可児市二野のトンネル南450mほどの西露頭(住所は可児市大森)

 可児市のほぼ中央部にある久々利川沿いの二野・羽崎地区や大森川沿いの大森地区は、かつて可児郡平牧村と言われた地域です。この地域に広く分布する地層は平牧層と呼ばれています。美濃加茂盆地地域に分布する瑞浪層群の最上部層をなしています。平牧層は、前回紹介しているように、凝灰岩層、凝灰質礫岩層、凝灰質砂岩層、凝灰岩質泥岩層、巨岩塊を伴う凝灰岩層、軽石質凝灰岩層など、ほとんど火山性の堆積岩層からなっています。

堆積物の内部には、浅い水域で水の流れる方向や速さが変化することで形成される斜交葉理(クロスラミナ)が見られる場所があります。前回紹介した可児市二野にあるトンネルの南450mほどの道路沿いに連続した露頭があり、凝灰質砂岩層や凝灰質礫岩層、軽石質凝灰岩層などが堆積していますが、斜交葉理が広く見られます。目印として、二野のトンネルと斜交葉理の露頭の間には「JAめぐみの」の建物があります。

写真が四種類ありますが、上の写真は斜交葉理の見られる部分を中心に東側からパノラマで撮ったものです。中上の写真は同じ露頭を東から、中下の写真は南東から撮ったもので、右側に写っているスケールは1mです。下の写真は斜交葉理の見やすい部分を東から撮ったもので、黄色のスケールは20cmです。中上と中下の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、写真の下にある●を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。






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