河原の石編 その8 揖斐川沿い2 揖斐川町三町大橋付近その2 :揖斐郡揖斐川町三町大橋上流左岸の河原

 今回は、揖斐川町島の三町大橋の左岸の河原にある美濃帯堆積岩類のチャート、砂岩、泥岩、石灰岩を載せました。それぞれの石の説明は長良川沿いのものとほとんど同じです。上の写真はチャート、中上の写真は砂岩、中下の写真は泥岩、下の写真は石灰岩です。

〇チャート‥‥‥白色・灰色・黒色とそれらが混ざり合ったもの、あずき色、うすい緑色など、さまざまな色があります。硬くてハンマーや釘で傷がつきません。よくみると表面に小さな傷・へこみがあります。割れたところは、ガラスの割れ口のように鋭いです。他の石と比べて、かどのある多角形をしているものが多いです。

〇砂岩‥‥‥灰色から暗い灰色のものが多く、風化してオレンジ色がかるものもあります。よくみると砂の粒がわかり、ざらざらしています。黒色の小破片(泥岩)が入ることがあります。砂の粒が並んで、縞模様になっていることもあります。ただし、熱変成作用などを受けると、砂の粒がわかりにくくなり、ざらざら感もなくなります。かどのとれた箱型から丸い形が多いです。

〇泥岩‥‥‥灰色から黒色、つやのない黒色がほとんどで、粒が小さく、よく見ても石をつくる粒は見えません。灰色の細かな縞模様が見られることがあります。細長い楕円形や扁平なものが多いです。表面に割れ口がいくつもみられる場合が多いです。

〇石灰岩‥‥‥白色から灰色で、表面がなめらかなものが多いです。表面の傷が白く粉っぽく見えます。他の岩石と比べてやわらかく、ハンマーやくぎで簡単に傷がつきます。風化した表面をよく見ると、フズリナなどの化石が浮き上がって見えることがあります。一般的には、削られやすいため扁平で丸いです。ただし、ここでは分布地が割合近いということもあり、やや大きいものや角張っているものもあります。また、下の写真の右下は石灰岩が角礫となり、それがくっついてできた石灰質角礫岩です。





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