長良川本流沿い露頭編 その94 美並町深戸の砂岩層 :郡上市美並町三戸深戸左岸河床露頭

   美濃帯堆積岩類における砂岩層は、陸地(大陸)から河川によって海洋へ運ばれた砂がもとになっています。海洋で噴火したり堆積したりしたものが、海洋プレートにのって移動し、大陸の縁(現在の日本列島)に付加する際に、海洋へ運ばれた砂も一緒に付加し、それが固結したものが砂岩層です。

長良川鉄道の深戸駅周辺が深戸地区ですが、深戸地区において、国道156号から河原へ下りる道が東と西にあります。その西側の道を下りて、南へ進むと川岸に砂岩が露出しています。地質図によると、2月15日「長良川本流沿い露頭編その91」で紹介した砂岩層(美並町三日市)の一連のものが分布しています。

地質図において、この砂岩層の露頭(×地点)は黄色の中にあり、黄色はおもに砂岩からなる地層です。美並町深戸地区では、灰色(Mmx)のメランジュからなる地層にはさまれて分布しています。写真が四種類ありますが、上の写真は砂岩層の露頭を東からパノラマで撮ったもので、中上の写真は上の写真の中央部を撮ったものです。中下の写真は、上の写真(または中上の写真)のハンマーの左側少し離れたところを近づいて撮ったものです。下の写真は砂岩を接写したもので、写真の縦は4cmです。スケールとして置いてあるハンマー、黄色の定規の長さはそれぞれ約28cm、約20cmです。中上と中下の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、それぞれの写真の白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供)





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