長良川本流沿い露頭編 その111 八幡町貝付右岸のチャートと玄武岩の混在 :郡上市八幡町西乙原貝付右岸河床露頭(高速道の東側橋脚と西側橋脚の間)

  一昨年の8月19日「長良川沿いのチャート層その4」、10月26日「長良川鉄道の車窓からみた岩石その10」で紹介した玄武岩とチャート層が混在している露頭を再度紹介します。露頭の場所は、八幡町貝付の長良川沿いには高速道路の橋脚が東側と西側にありますが、その2基の橋脚の間です。前々回に紹介した「長良川本流沿い露頭編その109」の露頭では、チャートと玄武岩質溶岩の接している部分において、レンズ状や不定形をしたチャートや玄武岩質溶岩がお互いのところに入り込んでいる状況が見られました。この露頭では、チャートと玄武岩(肉眼観察では玄武岩質溶岩と言いきれないため、ここでは玄武岩と記載しておく)がマーブル状に混ざった状態が見られます。両方ともやわらかい時に接触して混ざったと考えられます。

地質図において、この露頭(×地点)は緑色(Mbs)とオレンジ色(Mch)の間にあります。緑色はおもに玄武岩質火山岩類からなる地層で、オレンジ色はおもにチャートからなる地層です。写真が五種類ありますが、上の写真はチャートと玄武岩が混在している露頭を南からパノラマで撮ったものです。中上の写真は上の写真の中央少し左を撮ったもので、真中の写真は上の写真(または中上の写真)に写っているハンマー付近を近づいて撮ったものです。エンジ色、および白っぽい色のものがチャートで、緑灰色のものが玄武岩です。中下の写真は、上の写真(または中上の写真)のハンマーの左を近づいて南西から撮ったものです。黄色いスケールの右斜め上に写っている淡褐色のものは、詳しく調べてはいませんが、ドロマイト(ドロストーン)だと思います。下の写真は、中上の写真の露頭を南西から撮りました。スケールとして置いてあるハンマー、黄色の定規の長さはそれぞれ約28cm、約20cmです。中上と中下、下の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、それぞれの写真の黒丸または白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供)







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