長良川本流沿い露頭編 その133 八幡町穀見左岸河床の混在岩 :郡上市八幡町稲成穀見左岸河床、および川の中の露頭(国道156号沿いのガソリンスタンドの裏)

  郡上市八幡町穀見の左岸河床には、前回「長良川本流沿い露頭編その132」で紹介した露頭以外にも露頭が見られます。前回紹介したチャート中に入る石灰岩の露頭の北へ80mほどの左岸、および川の中に黒っぽい露頭が見られます。混在岩の露頭で、レンズ状のチャートなどが入っています。
混在岩は、美濃帯堆積岩類のような付加体堆積物に特徴的なメランジュを構成する岩石です。黒色の泥岩を基質として、中に大小さまざまな砂岩やチャートなどの礫(岩塊)を含みます。大きな岩塊は数100m以上のものもあるようです。この露頭では、黒色、わずかに黒褐色をした泥岩の中に、チャートがレンズ状に入っています。
地質図において、この混在岩の露頭(×地点)は、灰色(Mmx)の中にあり、灰色はメランジュからなる地層です。写真が四種類ありますが、上の写真は混在岩を南西から撮ったもので、ハンマーの右下部はチャートの岩塊です。中上の写真は、上の写真の露頭を南から撮ったものです。中下の写真は同じ露頭を北から撮ったもので、下の写真は中下の写真の中央下部を近づいて北から撮ったものです(ハンマーの位置は同じ)。ハンマーの左にあるレンズ状のものがチャートで、あとは混在岩の基質である泥岩です。スケールとして置いてあるハンマーの長さは約28cmです。中上と中下の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、それぞれの写真の白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供)




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