長良川鉄道沿いの地形・地質編 その33 郡上八幡駅~自然園前駅間対岸の砂岩層 :郡上八幡駅~自然園前駅間、郡上八幡駅から出発して約3分20秒後、左車窓より対岸を望む

 3年前の8月26日「長良川沿いの砂岩、泥岩その1」、11月1日「長良川鉄道の車窓からみた岩石その14」、昨年の6月8日「長良川本流沿い露頭編その142」で紹介した郡上市八幡町有坂坪佐の砂岩層の露頭は長良川鉄道の左車窓から見えますので、再度紹介します。郡上八幡駅を出て3分ほどたったところで左車窓に長良川が見えはじめ、長良川沿いには岩石が連続的に露出しています。郡上八幡駅から出発して約3分20秒後に上の写真のような景色が現れます。露出している岩石はおもに砂岩です。

美濃帯堆積岩類中の砂岩層などは、陸側から海洋へ運び込まれて堆積した砂などがもとになっています。それが、玄武岩質溶岩(玄武岩質火山岩類)、石灰岩、チャート、珪質泥岩などの海洋で噴出したり堆積したりしたものと一緒に大陸の縁(現在の日本列島)に付加し、混じり合ったものを現在見ているのです。

地質図において、この露頭(×地点)および周辺には黄色(Mss)が広く分布していて、黄色はおもに砂岩からなる地層です。写真が五種類ありますが、上の写真は列車の左車窓から撮ったもので、郡上八幡駅を出て3分20秒ほどたったところです。中上の写真は、上の写真の赤丸で囲ってある露頭(砂岩層)に近づいて、北からパノラマで撮ったものです。真中の写真は、中上の写真の中央部を撮ったものです。中下の写真は、中上の写真(または真中の写真)に写っているハンマー付近をより近づいて撮ったものです。下の写真は砂岩層を接写したもので、写真の縦は3.5cmです。なお、中上の写真は「長良川本流沿い露頭編その142」でも使用しています。スケールとして置いてあるハンマーの長さは約28cmです。真中の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、写真の下部にある白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供)







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