長良川鉄道沿いの地形・地質編 その44 白山長滝駅周辺と北濃駅

地形・地質には直接関係するわけではないですが、長良川鉄道の終点である北濃駅には転写台があり、また一つ手前の白山長滝駅の近くには全国的にも有名な長滝白山神社がありますので紹介します。そして、長良川鉄道沿いの地形・地質編の沿線の紹介を締めたいと思います。

長滝白山神社は霊峰白山を御神体とし、日本各地に分布する白山神社の中心的な神社の一つで、白山信仰の美濃国側の中心です。伝承によると、717年(養老元年)に泰澄が白山中宮長瀧寺として創建したとされます。毎年1月6日に、神社の拝殿の土間天井につるされた花輪を奪い合う祭りである花奪い祭が行われます。

北濃駅は1934年(昭和9年)に国有鉄道(国鉄)越美南線として、美濃白鳥駅との間で開通しました。現在は、長良川鉄道の終着駅です。北濃駅の構内には、蒸気機関車の向きを変える転車台が設置されています。これは蒸気機関車が現役だった1960年代までは使われていたようです。直径15.4mの円形をしていて、機関車の載った橋桁を2人で押して回転させるというものです。

地質図には白山長滝駅と北濃駅の位置を入れました。両方の駅は平地にありますので、地質図では白色(a)、うす空色の中に記号あり(a2)の中にあり、いずれも第四紀の堆積物です。しかし、その堆積物の下には黄土色で横線あり(SR)が広がっていて、黄土色で横線ありは白鳥流紋岩です。写真が五種類ありますが、上と中上の写真は白山長滝駅周辺で撮ったもので、真中と中下、下の写真は北濃駅で撮ったものです。いずれの写真も同じような写真が二枚並んでいますが、それぞれの写真の白丸または黒丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。上の写真は白山長滝駅の西に見られる石碑を撮ったもので、中上の写真は長滝白山神社を撮ったものです。右側の建物は拝殿です。真中の写真は北濃駅舎を、中下の写真は転車台を撮ったものです。下の写真は転車台のうしろに見られる露頭を撮ったもので、白鳥流紋岩です。岩石としては溶結凝灰岩です。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供)







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