板取川沿いの地質、露頭 その4 美濃市片知穴洞の北の花崗斑岩(貫入岩) :美濃市片知穴洞の北の右岸露頭(片知川と板取川の合流地点より下流へ100mほどの対岸)

3年前の11月17日「板取川沿いの岩石その2」で紹介した美濃市片知穴洞の北の右岸で見られる花崗斑岩を再度紹介します。前回「板取川沿いの地質、露頭その3」の上流250mほどの露頭です。県道81号美濃洞戸線の穴洞橋の上流に城山橋があります。その城山橋を西へ渡り、しばらく進むと三叉路があります。近くで車を止め、三叉路を左折し250mほど進みます。板取川の右岸を下流に向かって進むことになります。川へ下りる細い道がありますので、そこを下り、川の右岸をさらに200mほど下流へ進むと、南北に数10mの露頭があります。片知川と板取川の合流地点の下流へ100mほど進んだ対岸の位置です。露出しているのは、美濃帯堆積岩類に貫入している花崗斑岩です。淡灰色をしていて、数mm~5mmの大きさのカリ長石が目立ちます。節理が目立つ場所があり、走向(傾きの軸)は東北東-西南西で、南南東に30~35°傾いています。

 地質図において、この露頭(×地点)は濃いピンク色(Okg)の中にあり、濃いピンク色は奥美濃酸性岩類関連の岩脈(貫入岩)です。写真は五種類ありますが、上の写真は花崗斑岩の露頭を南南西(下流側)からパノラマで撮ったもので、中上の写真は上の写真の中央少し右を撮ったものです。真中の写真は北北東(上流側)からパノラマで撮ったもので、中下の写真は真中の写真の中央右を撮ったものです。節理が右上から左下に発達しているのがわかります。また、真中の写真で中央の上部に小さく写っている露頭は、「板取川沿いの地質、露頭その3」で紹介したチャート層の露頭です。下の写真は花崗斑岩の割った面を接写したもので、写真の縦は3cmです。スケールとして置いてあるハンマーの長さは約28cmです。中上と中下の写真は同じような写真が2枚並んでいますが、それぞれの写真の下の黒丸または白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供)







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