都市(名古屋)で見られる化石 その20 :栄スカイル1F(栄メルサ)

栄スカイルの1階には、今まで紹介したアウリジーナ・フィオリータという石材とペルリーノキャーロという石材(いずれもイタリア産)があり、いずれも化石が入っています。アウリジーナ・フィオリータは、1階のエレベーター周辺の壁に使用されていて、淡いグレーの石材の中に厚葉二枚貝が非常に多く入っています。また、ベージュ色に近い白色で線柄が入ったペルリーノキャーロは、1階と地下を結ぶエスカレーターの近くの壁にあり、小さなアンモナイトが確認できます。

都市の化石探しは、石材に化石が多く入っている場合は別ですが、1回目ではなかなか探せないことが多いです。慣れてくると、以前は見つからなくても次は見つかる場合があります。探している石材の中に、どのくらいの大きさのどのような色や形をした化石が入っているか見当がつくようになれば、入っている化石が見えてくるものです。だから、同じ場所でも何回か見ることは大切だと思います。ただし、化石が入っている場所は人通りが多いことがあるので、あまりしつこく見ていると怪しまれますし、通行の邪魔になるといけないので、あっさりと見て、もう一度来て見るのがよいと思っています。はじめのうちは、栄スカイル1階のペルリーノキャーロの石材中には、アンモナイトなどを見つけることができませんでした。しかし、同じ石材からなるガスビル1階の壁やオアシス21からNHKに向かう通路の壁で化石を探したあとで、栄スカイルの1階の壁を見るとアンモナイトとベレムナイトを見つけることができました。アンモナイトは小さく、クリーム色をしていること、ベレムナイトの断面は小さなドーナツ型で、茶色っぽい色をしていることを頭に思い浮かべながら探した結果です。

写真は6枚ありますが、上の3枚は栄スカイル1階のエレベーター周辺にあるアウリジーナ・フィオリータの壁とその中の厚歯二枚貝です。下の3枚は、1階のペルリーノキャーロの壁と、その中にある小さなアンモナイトの写真です。下から2枚目の写真はアンモナイトの横断面、一番下の写真はアンモナイトの縦断面です。アンモナイトが白っぽいため、わかりにくいです。スケールを示してありますが、指を一緒に撮った写真から長さを読み取ったものですから、正確さはやや欠けます。







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