HP作成 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 1月 23, 2022 ()「google site」を使いHPを作成しました。 美濃地学まだまだ途中ですがよろしくお願いします。(すべらない砂甲子園 岐阜県代表 黒の粒組)それぞれの写真の〇を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
都市(名古屋)で見られる化石 その5 :名古屋駅タワーズプラザ12階レストラン街+α 1月 18, 2024 名古屋駅周辺のビル群にも、ところどころでアンモナイトなどの化石が見られます。SNSで化石が紹介されていて、今まで気付かなかったけれど、「こんなところにあったのか。」と驚くこともあります。もちろん網羅することはできませんが、名古屋駅周辺で見られる化石を何回かに渡って紹介したいと思います。まず、JRセントラルタワーズからです。タワーズプラザでは12階の一部の壁で化石が見られます。12階はレストラン街で、食事時は混雑していますので、それ以外の時間で見て回るのがよいでしょう。地下鉄名古屋駅の9番出入口、8番出入口、地下のゲートウォークと同様に、タワーズプラザ12階の一部の壁はドイツ産のジュラマーブルイエローです。少し時間があって、少し注意をして見ることができれば、アンモナイト、ベレムナイト、海綿動物などを必ず確認できるでしょう。そのくらい化石が多く入っています。 また、JR名古屋タカシマヤの南エレベーター床にもアンモナイトが見られます。南エレベーターは4基ありますが、向かって左から2番目のエレベーターで、入って奥右手の床にあります。石材は、イタリア産ペルリーノロザートのようです。ペルリーノロザートは、基本はピンク色の大理石です。線模様が雷光のようなギザギザした形で入っていて、その線は石材の地の色を濃くしたような色や濃いグレーをしています。大理石は炭酸カルシウムが結晶化した方解石からできていますので、基本的には白い色をしています。しかし、方解石以外の鉱物が含まれると色が変わってきます。ペルリーノロザートのようなピンク色は、赤鉄鉱(ヘマタイト)や酸化鉄による色です。 写真は6枚ありますが、上5枚はタワースプラザ12階レストラン街の壁の写真で、1番下の写真はタカシマヤ南エレベーター内のアンモナイトです。1番上の写真は12階レストラン街の壁を斜めから撮ったもので、中央左下(赤丸の位置)に写っているアンモナイトを近づいて撮ったものが2番目の写真です。2、3、4番目の写真はアンモナイトで、5番目の写真はベレムナイトです。1番上の写真以外はスケールがついていますが、指を一緒に撮った写真から長さを読み取ってつけたものですから、正確さはやや欠けます。 美濃地学 - 地学のおもしろさを、美濃から (minotigaku.com) 続きを読む
県内美濃地方編 その4 各務原市周辺4 高位段丘礫層 :各務原市鵜沼伊木山 3月 21, 2021 各務原市の南東部にある伊木山では、「伊木山の不整合」という表示板の東側で露頭(地層などが見えるように露出しているところ)が見られます。おもにチャートからなる基盤の美濃帯堆積岩類を覆って、凸凹面で境されて礫層がのっています。中生代に堆積した美濃帯堆積岩類の上に、第四紀の地層が重なっていますので、このようなかなりの堆積年代のギャップをもつ地層の重なり方を不整合といいます。この礫層の礫はスコップなどでも削れるほど風化して軟らかくなっています。このように礫が風化してまるで腐ったような状態に見えるものをくさり礫と呼ぶことがあります。このくさり礫は分布範囲が狭く、どのような場所で堆積したものかはっきりとはわかりません。段丘礫層とするならば、高い位置にある段丘の堆積物となりますので、「高位段丘礫層」と呼びます。 写真が二種類ありますが、上の写真は表示板の横の露頭を南東から撮ったもので、下のの写真は少し近づいて撮ったものです。右端に写っているスケールは1mです。下の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、写真の●を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。 続きを読む
露頭と立体視その14(遠景の立体写真) 7月 18, 2025 「露頭と立体視その1航空写真による立体視」で紹介しましたが、左眼用写真と右眼用写真を離して撮影をし、それを立体視すれば、地形の凸凹を強調して見ることができます。航空写真は垂直方向からの撮影ですが、水平方向でも、左眼用写真と右眼用写真を離して撮れば、遠景の被写体を立体視することができるはずです。しかし、実際はなかなか難しいです。それは、撮りたい遠景の被写体の前方に違う被写体が写り込むことが多いためです。片方の写真にのみ前方の被写体が写ったり、両方の写真に前方の被写体が写るものの大きく離れたりして、立体視に違和感が出て見にくくなるのです。そのため、遠景の立体写真を撮る場合は、被写体の前方に違う被写体がないことが大切です。航空写真では、前方の被写体は雲だけなので問題はありません。前方の被写体が邪魔になれば、遠方の被写体のみをトリミングしてもよいですが、遠方の被写体に前方の被写体がかぶっているとトリミングもできません。このように、遠方の被写体のみを写す場所を見つけることが、遠景の立体写真の難しさだと思います。 「遠くの被写体を立体的に撮影する場合は、被写体までの撮影距離の2~3%程度(=1/30)が目安となる(ウィキペディア“ステレオグラム”より)」と書かれたものがありますが、山の遠景において谷と尾根の凸凹などは、左眼用写真と右眼用写真の間の距離が被写体までの距離の1/100(1%)程度までであればよさそうです。下に写真が4種類ありますが、いずれも岐阜市の忠節橋から金華山を望んで撮った写真です。長良川に架かっている忠節橋から金華山頂までの水平距離は約3kmです。その遠景の金華山を、左眼用写真と右眼用写真の間の距離を変えながら撮ってみました。左眼用写真と右眼用写真の間の距離は、上の写真が100m(1/30)、中上の写真が60m(1/50)、中下の写真が30m(1/100)、下の写真が10m(1/300)です。岐阜城がそびえ立つ金華山は、忠節橋から見ると城の下方に幅の広い谷、左下にも谷があります。その谷地形が明瞭に見えるかどうかで立体視をすると、上と中上、中下の写真は割とはっきり谷の凹地形がわかります。下の写真も凹地形がわかりますが、それより麓のビルや長良川周辺の立体がはっきりわかります。遠景の谷地形を被写体とすると、左眼用写真と右眼用写真の間の距離は、被写体までの撮影... 続きを読む
コメント
コメントを投稿