長良川鉄道の車窓からみた岩石 その15

 

前回の「長良川鉄道の車窓からみた岩石その14」で紹介した砂岩は、下り列車の場合、郡上八幡駅を出て3分ほどたったところから高速道路の橋梁を過ぎたあたりまで、左側の車窓から眺めることができます。しばらくすると(郡上八幡駅を出てから約4分30秒後に)、車窓の左側前方やや遠方に長良川沿いに岩石が露出しているところが見えてきます(上の写真)。自然園前駅に到着する20秒ほど手前のところです。砂岩が広く露出しており、マグマが入り込み冷え固まった安山岩質と思われる貫入岩が見られる場所もあります。

写真が三種類ありますが、上の写真は列車の車窓から撮ったもの、中の写真は川原から北を向いて撮ったものです。中の写真に白い破線の枠がありますが、その枠内を拡大した写真が下の写真です。中の写真は同じような写真が2枚横に並んでいますが、写真の下の●を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。




コメント

このブログの人気の投稿

長良川鉄道沿いの地形・地質編 その45 「ジオ鉄」って何?

都市(名古屋)で見られる化石 その14 :アンモナイトの化石の断面とドーナツの断面

都市(名古屋)で見られる化石 その7 :名古屋駅近辺ミッドランドスクエア3階の壁の厚歯二枚貝、柱のサンゴ