県内美濃地方編 その29 土岐市・瑞浪市周辺4 瑞浪市土岐川沿いの軽石凝灰岩 :瑞浪市益見瑞浪大橋周辺土岐川右岸河床露頭

   瑞浪市の瑞浪大橋(県道20号瑞浪大野瀬線が土岐川を渡る橋)付近の土岐川河床には、瑞浪層群の明世層上部層(狭間部層)の軽石質凝灰岩層(厚さ数m)が露出しています。凝灰岩の中には多くの軽石などが見られ、美濃帯堆積岩類の礫もわずかに含まれます。軽石は黄褐色~灰色をしていて、1cm~数cm径のものが多く、大きいものは10cm以上に達するものもあります。

 写真が四種類ありますが、上の写真は瑞浪大橋の50mほど上流の右岸河床露頭を北西側から撮ったもので、中上の写真は上の写真の中央部分を北西から撮ったものです。中下の写真は、軽石質凝灰岩を近くから撮ったもので、スケールの長さは約20cmです。下の写真は瑞浪大橋の80mほど下流の右岸河床露頭を南西から橋を望んで撮ったものです。中上と下の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、写真の下にある黒丸や白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。





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