長良川鉄道の車窓からみた岩石 その6

 

9月9日の「長良川沿いのメランジュその4」と同じ場所を長良川鉄道の車窓から眺めることができます。下り列車の場合、大矢駅を出て1分弱のところで、左側車窓から長良川左岸に岩石が露出しているところが見えてきます。少したつとトンネルに入りますので、トンネルに入るまでの間しか見られません。美濃市駅を出てからは、約23分のところです。「メランジュその4」で紹介したように、チャート層の岩体と黒っぽい泥岩中に砂岩の岩塊が入っている岩体(混在岩)が接したり、チャートと砂岩が接したりするものが川原では見られます。

写真が三種類ありますが、上の写真は列車の車窓から撮ったもの、真中の写真はチャート層と混在岩が接しているところを東から撮ったものです。下の写真は真中の写真のチャート層を近づいて撮ったものです。下の写真だけ同じような写真が二枚並んでいますが、写真の下にある白丸を左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重なり合わせるように見ると立体的に見えます。






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