長良川本流沿い露頭編 その25 美濃市下河和下の砂岩層と層状チャートとの境界部 :美濃市下河和下左岸露頭

   前回の「長良川本流沿い露頭編その24」で紹介した砂岩層の露頭から北へ40mほど進むと、壁のように突出した状態で露出している岩石が見られます。それはチャートで、南から続いて分布している砂岩層とチャート層の境界部があります。その境界部から北へはしばらくチャートが分布します。チャートは、灰~暗灰色の1cm~5cmほどの厚さをもったチャート層と、灰色の1mm~5mmほどの厚さをもった泥岩層が繰り返し積み重なった層状チャートです。境界部近くでは(40cmほどの幅)、層状はわかりません。一方砂岩層は、淡褐灰色をした砂岩からなり、1mm以下~数mm径の角ばった小さな泥岩が入っています。境界部には、チャートの割合平らな面が露出しています。

地質図において、この露頭地点(×地点)は南に黄色(Mss)と北にオレンジ色(Mch)の境界部です。黄色はおもに砂岩からなる地層で、オレンジ色はおもにチャートからなる地層です。写真が五種類ありますが、上の写真はチャートと砂岩の境界付近を南からパノラマで撮ったもので、中上の写真は上の写真の中央部を南東から撮ったものです。真中の写真はチャートと砂岩の境界部を東から撮ったものです。右側の壁状になっているのがチャートで、スケール(黄色の定規)が置いてある方が砂岩です。中下の写真は砂岩層を東から撮ったもので、下の写真は層状チャートを南東から撮ったものです。スケールとして置いてあるハンマー、黄色の定規の長さはそれぞれ約28cm、約20cmです。中上と真中、中下、下の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、それぞれの写真の白丸または黒丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供)







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