長良川本流沿い露頭編 その191 高鷲町正ヶ洞つり橋下流の溶結凝灰岩(白鳥流紋岩) :郡上市高鷲町大鷲正ヶ洞の中洲河床露頭(歩道用のつり橋(平成橋)の下流100m強の河床露頭)

郡上市高鷲町正ヶ洞に白山神社があります。白山神社の南に空き地がありますので、そこに車を止め、すぐ東の歩道用つり橋(平成橋)を渡ります。ゲートボール場がありますので、下流に向かって左岸沿いを歩き、下りられるところから川へ下ります。河床に岩石が露出していますが、溶結凝灰岩です。この溶結凝灰岩は淡緑灰色をしていて、1mm~5mmの石英とカリ長石、1mm前後の斜長石が含まれています。大きな本質レンズはわかりませんが、緑灰色の幅1mm~数mmで、長さ5mm~1cmの小さなレンズ状のものが目立つ部分があります。

 地質図において、この溶結凝灰岩の露頭(×地点)は、黄土色で横線あり(SR)の中にあって、黄土色で横線ありは白鳥流紋岩火山岩類です。周囲にある黄色(AT)、茶色で斜線ありは、それぞれ阿多岐層と呼ばれる湖沼性の堆積物、大日ヶ岳火山の噴出物です。写真が四種類ありますが、上の写真は溶結凝灰岩の露頭を西からパノラマで撮ったもので、中上の写真は上の写真の中央部を撮ったものです。スケールとして置いてあるハンマーは、上の写真では小さくて見にくいですが、ほぼ中央に写っています。中下の写真は、上の写真(または中上の写真)に写っているハンマー付近を近づいて撮ったものです。下の写真は、溶結凝灰岩の割った面を接写したもので、写真の縦は3cmです。スケールとして置いてあるハンマーの長さは約28cmです。中上と中下の写真は同じような写真が二枚並んでいますが、写真の下部の白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供)






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